「バベルの塔」展へ行ってきました
前から気になっていた、バベルの塔。いま大阪に来ている。
この機会を逃すともう観れないような気がして行ってきました。
久々の中之島にある国立国際美術館(右の鉄骨みたいなやつ)。建物は地下にあって地上はオブジェっぽいモノのみ。安藤忠雄設計。
展覧会は、前半は宗教画や聖人の木彫を中心に構成されていて、ある程度知識がないとよくわからないし正直退屈だった。後半はボスの怪物のモチーフの絵など。やっぱり私は印象派とかのほうが好きだ。
バベルの塔は最後のほうに展覧会の目玉として置かれているが、間近で見るには並ばないといけない。私は25分ぐらい待った。大して大きい絵でもないので細かいところは間近で観てもよくわからない。でも、次の部屋に、300%に拡大した複製画もあって、結局それをじっくり見る時間の方が長かった(笑)。300%でも描かれている人間が小さくてグッと寄らないとよくわからない(^^;。単眼鏡を持ってる人が結構いました。私も欲しくなった。
せっかくなのでなにかお土産を・・・と物色してバベルの塔タオルにした。どこがバベルの塔かというと、その窓をモチーフにして作った、この展覧会オリジナルのものらしい。
「AKIRA」で有名な漫画家の大友克洋さんがバベルの塔に感化されて、輪切りにして一部中身をみれるようにした「INSIDE BABEL」とう作品を発表しており、会場で観ることができた。展示会場の中ではなく、B1Fのロビーにあるのでこれだけ観たいのなら無料で観れる。
輪切りにしてあるところのアップ。線が大友さんらしいタッチ。これはこれで面白い。
同じチケットで入れるのでついでに常設展も観てきた。こっちは現代アートで難解で疲れたx_x。
警備員さんに混み具合について話を伺った。土日はもちろん、平日でも並ぶぐらい混むという(外に行列用のテントが設置されていました)。この日は雨の予報だったので人は少なかった、という(ラッキー^^)。でも絵の前で25分も待ったよ、という話をすると、混む日は1時間ぐらい待つという。これからは、展覧会が終わる頃になると駆け込み需要でさらに混むという。
疲れたので帰りにちょっとだけカフェに寄った。
久々に美術館に行けて満足です^^。